クロスバイクのドロップハンドル化【作業編】

カスタム

クロスバイク系ミニベロのドロップハンドル化の作業編です
作業部屋とか無いので、庭にタープ張って、蚊取り線香でやぶ蚊対策して、汗まみれになりながらの作業です(;^ω^)

不要なものを外す

一時期長男が通学で使っていたため、カゴを着けています
クライアント(次男)の意向で外します
ブレーキやシフターのワイヤーのワイヤーキャップを外し、ワイヤーを固定している部分をゆるめ、ハンドルを全部外します
インナーワイヤーはそこそこ強度があり、その後の作業の邪魔になりかねないので、早めに処理しておくと良いと思います

ハンドルの仮付け

ハンドル、及びブレーキレバーの仮付け

私的にはハンドル位置が高いと感じるのですが、クライアントの意向でこのままに

ポジション決めたらボルトを本締め
トルクレンチでトルク管理しながら固定していきます
プロでは無いですからね、安心安全のためにはしっかり道具に頼ります

ブレーキケーブルのルーティング

ビニールテープでハンドル周りのケーブルを仮止めしながら、ケーブル長を決めます
アウターケーブルに無理な曲がりの部分があると、ワイヤーの動きが重くなってしまいますので、なるべく曲がりはゆるくなるようにケーブルのルーティングを決めていきます

ケーブルの長さを決めたらケーブルカッターでカット
ケーブル内部のつぶれとかを細い棒やすりなどで調整
ケーブルの断面もやすりで調整してワイヤーの出入り口をきれいにしておきます
そしてケーブル内部にシリコンスプレーをプシューって

ルーティングか決まったらブレーキレバーのワイヤーををひっかける場所からインナーワイヤーを通していきます
ワイヤーの先端がほどけないように注意

ブレーキキャリパーにワイヤーを仮止めしてブレーキレバーの引きを確認
引きが重いとか、レバーが返ってこないとか、不具合があったらここで修正します
せっかく自分で作業するなら、しっかりこだわっておきましょう

シフターケーブルのルーティング

シフターはこの場所にしました

ブラケットポジションで一応変速できます

まあ最善の方法では無いし、変速操作が簡単ということもないのでお勧めしません(;^ω^)

正直ミニVブレーキ&STIの方が良いと思います

しかしこのケーブルのルーティングっていうか、ケーブルの遊びの部分は作業する人のセンスが出るところ
所詮は自己評価自己満足でしかないですが、ケーブルにかかる負担を少なく、かつできるだけ最短な感じでできると嬉しいのはありあますね

ブレーキ・シフターの調整

シフターの調整は何かしらスタンドが無いと面倒くさいかな

ペダルを手で回しながら変速させて調整

正直変速機の調整は何かしら無理のあるコンポーネントの組み合わせを使ってるとかじゃない限り、簡単かな、って思います

私的にはVブレーキの調整が面倒くさいです(;^ω^)

ちょっとホイールがフレているので、近いうちにフレ取りしないとなぁ

バーテープ巻いて完成

シフターを変な場所につけているので、バーテープ巻くのに無理が出てます
ここは要研究ですね

今回は最小限の投資でドロップハンドル化を実現したかったので、私がVブレーキ用レバーを持っていたことと、Vブレーキを純正のやつからシマノのDEOREにアップグレード済みだったことからこういうカタチになりましたが、やはり後から考えてもミニVブレーキ&STIの組み合わせが結局スマートだよなぁって

もし次に同じカスタムするなら

もしVブレーキ用レバーの在庫を持っていなかった場合、たぶん素直にミニVブレーキへの変更選びますね

フロント3速ならシマノ選んだ方がいいけど、シングルかダブルならSENSAHも十分に視野に入るかと
黄色いミニベロで使ってますけど、普通に良いですよ

でもこれにハンドルバー、ステム、バーテープ、ケーブルアジャスター、ケーブル・ワイヤー類と他にも必要なものがあるわけで、パーツ代だけで3万円コースですけどね

まとめ

とりあえず安く仕上げたいがゆえに、追加購入を最小限にしたので、私の「好み」の仕上がりにはできてないんですが、クライアント(うちの息子)はすごく喜んでいるので、まあこれで良かったかな、と。

ただハンドルをドロップハンドル化したいだけなら今回みたいなカスタムで良いと思いますが、操作系をロードバイクと同じようにっていうならミニVブレーキの変更をお勧めします

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