週末あまり時間が無い時とかに走る休山連峰の外周を一周する約20kmコース
写真は呉市の本州側最南端から望む第一&第二音戸大橋
さてこの音戸大橋のたもとに、以前日本一短い定期航路「音戸渡船」がありました
音戸渡船が事業廃止へ、呉市発表
https://tabetainjya.com/archives/cat_15/post_7011/
自転車で倉橋島(音戸)へと渡る場合、橋を渡るより渡船を利用した方が安全で利便性も高かったたんですよねぇ
何よりも船に乗るという行為がまた一つのレジャー的な感覚で楽しかったので非常に残念
で、その後の音戸渡船の跡地が
カフェになってました
一応前々から知ってたんですが、このコース走ってる時は基本財布持たずに走ってるので、寄ろうにも寄れなかったんです
この日ちょうど通りがかったタイミングでお店の人らしき人がいたので、PayPay使えますかって聞いたら使えるとのことで、それなら、と入店
ちなみに非接触型決済系は大抵使えるようです。SUICAなど交通系も利用可能
すのこを利用したサイクルスタンド
しまなみ海道にある店舗からもらったアドバイスだそうです
店内は音戸渡船の受付をそのまま利用したもの
渡船跡地としてのミュージアムも兼ねている感じ
写真撮り忘れてましたが、奥はオシャレなテラス席になってます
店内に流れるBGMはレコード盤で
アイスコーヒーを注文
スッキリした飲み味で美味しい
一杯300円
売れ筋は瀬戸内の大長レモンをふんだんに使った「リッチレモネード」だそうです
自転車乗りにはこっちの方がおススメかも?
+90円でドリンクにアイス乗せ可能
どのドリンクでも可能らしいです
全体的にドリンクメニューが多め
他はホットスナック系かな
ぜひスイーツもラインナップして欲しいところ
個人的には倉橋住田屋さんのれもんけーきが食べられると嬉しいんだけどな
お店の立地的にオープンエアーなので、11月20日(月)以降の冬場は閉店するそうです
これは仕方ないかな
このカフェ、ぜひ盛り上がって欲しいところだけど、正直立地が微妙過ぎる
サイクリスト目線だと、同じ市内のサイクリスト以外は寄りにくいポイントなんですよね
広島市内方面(西部)から来たサイクリストがこの海岸沿いを走る場合、ほぼほぼ倉橋島へ渡るのが目的
コース的にはもっと手前の警固屋から第二音戸大橋で倉橋島へ渡るのがベスト
つまりこのお店までたどり着かない
第一音戸大橋を利用するならこの音戸渡船カフェに寄りやすいと言えるけど、第一音戸大橋は自転車との相性が悪い
正直同じサイクリストとして第一音戸大橋の利用は勧めたく無い
危険だし、無駄に自動車ドライバーからのヘイトを溜めてしまう
観光スポット的にもまた微妙
近くに平清盛像がある高烏(たかがらす)という公園があるけれど、そこからカフェに行こうとなれば第二音戸大橋にあるSAの方が交通の流れ的にも観光的にも自然
音戸渡船は渡船があったからこそ立地の意味があったんだよなぁ
近隣にはアレイからすこじまっていう停泊中の潜水艦が見れる国内唯一の観光スポットがある
さらには有名な戦艦大和を建造した造船ドッグまである
水揚げされた内部に入れる本物の潜水艦が展示されている「鉄のくじら館」、向かいには「大和ミュージアム」
この近所には海猿で有名な海上保安大学があり正門に入ってすぐのところに海上保安資料館(要予約)がある
呉市の海岸線は観光資源の宝庫なんですよね
ただ現在、その観光資源からさらに先の音戸渡船カフェまで観光客を引っ張れる要素が正直無い
音戸渡船も歴史ある施設だったので、ぜひそれを活かしつつ何か目玉になるものがあれば良いな、って思います
音戸渡船カフェは作りは、車で来た観光客よりサイクリストの方が相性が良いので、なんとか上手くサイクリストと繋がる何かが欲しいなってところです
日本製鉄閉鎖で呉市の経済が厳しくなるのはわかりきっているだけに、新しくそして前向きな話題が欲しところですね
というわけで、呉市に来られたサイクリストの皆さん、ぜひこの音戸渡船カフェもよろしくお願いします(*’▽’)
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